インタビュー
専門分野が広範囲ですね。これはどういったことが背景にあるのですか？
すべては、お客様の期待に応えるため、頂いた質問やお悩みに真摯に対応してきた結果です。いわば、お客様に育てて頂いているといっても過言ではありません。経営者は、常に会社のこと、ご家族のこと、従業員のことなど多種多様なことで悩んでおり、そのことに税金の問題がついて回ることが少なくありません。Ｍ＆Ａをテコに会社を成長させる場合は組織再編税制が、会社が成長すれば相続税の対策が、ご自身の引退後の従業員の雇用維持のためには事業承継税制が...と経営者と会社の様々なシーンに適用される税法を駆使して、お客様のご負担が軽くなるように努めています。
一方で、一般企業向けの税務サポートでは地元の企業様の対応に力を入れて来られて、結果として大きな実績を残されているようにお見受けいたしますが、これはどのような思いからですか。
理由は2つあります。1つはリーズナブルなお値段で最高のサービスを提供したいということ。もう1つは、これは1つめの延長ともいえるのですが、フェイス トゥ フェイス、つまりリアルなコミュニケーションを重視したいからです。
1つめの「リーズナブルなお値段で最高のサービスを提供」ですが、当事務所の報酬算定の基本的考え方は、お客様へ提供する「時間」を基準に決定します。そのため、お客様への移動時間も含めて、報酬を決定しています。そこで、地域密着により移動時間を抑え、その分報酬とサービスの充実を図ることにしました。
2つめの「リアルなコミュニケーション」ですが、今はお客様と税理士事務所のコミュニケーション手段としてＥ-ｍａｉｌが主流になってきていますし、当事務所でも頻繁に利用しています。しかし、Ｅ-ｍａｉｌでは、そこに書いてある事柄のみの対応となってしまい、本当に解決したいこととギャップが生じてしまうことがあります。それが実際にお会いしてお話しすると、お客様の声のトーンや表情などからご要望がより深く理解でき、そのギャップを埋めることが可能です。
そこで、リーズナブルなお値段で最高のサービスとリアルなコミュニケーションの2つを実現させるために地元の企業様向けの対応に力を入れることとなりました。結果として地元の発展につながれば、なお嬉しいですね。
お客様分布（エリア、業種）というのが非常に参考になります。御事務所の実像がつかみやすいです。これは新規に、依頼される方が参考にしてほしいというような意図から掲載されているのでしょうか。
エリアについてはそうです。当事務所を選ばれているお客様の多くが、地元を中心として23区内の方が多いようです。自身の企業に近いという便利さもあるようですが、融資制度や助成金などの制度が市区町村により異なることがあるため、そういった情報にも詳しいことも選ばれる理由のようです。
一方、業種につきましては、統計を取りましたらこうなりました（笑）。多分これは、その時代の流行やブームにより変わると思います。従前は、調剤薬局の上場に長く関わってきたためか、クリニックや介護をはじめとする医療関係のお手伝いが多かったのですが、最近はＩＴ関連企業が多くなってきており、中には印刷やデザイン業から業種転換してＩＴ関連企業になられたお客様もございます。
もちろん、飲食や建設をはじめ、グラフには記載されていない製造業や金融業などの業種もお手伝いしていますので、どのような業種でも対応できます。
このように特定の業種に特化しないのは、企業様も成長のステージや時代の流れに応じて業態変換や業務を多角化させることが多くなっているため、当事務所もそのような企業様のニーズに応えたいからです。
資金調達、税理士変更、会社設立、相続関連のご相談は無料で受付けていらっしゃいますが、面談時に先生が気を付けている点、お客様目線で考えられている点などございましたらお教えください。
無料でも手を抜かないことです。私も無料セミナーなどに出席したことがあるのですが、結局、営業セミナーだったり、内容が深くなかったりと残念な気持ちで帰ったことがあります。
お客様には、無料でも有料レベルの情報を提供し、1つでも多く有意義な情報を持ち帰って頂けるように、面談前から準備しています。
最後にこのホームページを見て御事務所に依頼をしようと思っている方に、一言ご挨拶をお願いします。
このたびは渋谷広志税理士事務所のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当事務所は創業まもない、いわばベンチャー企業です。お客様からのご質問の一つひとつが当事務所のノウハウとして蓄積し、多くのお客様への上質なアドバイスにつながっています。
どうぞ、法人・個人問わずお気軽にご相談下さい。お客様が「ここに相談して良かった」と感じてくだされば、これに勝る喜びはありません。